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2014年「人間ドッグ」全国集計①

2015.09.09 更新

男性「胃がん」女性「乳がん」が1位

 

7月31日の人間ドック学会学術大会で、

人間ドッグ検診統計調査委員会の笹森斉委員長が集計結果を報告。

2014年に人間ドックを受診したうち、約313万人(前年度は303万人)の

データを元に集計した。

 

人間ドッグで見つかった臓器別がん症例数は8,084(男性5,034例、女性3,050例)。

トップは、男性は「胃がん」で1,662例、女性は「乳がん」で1,271例だった。

女性は前年に3位だった「大腸がん」が483例を抜いて2位になった。

 

昨年の受信者で「異常なし」は6.6%で、前年から0.2ポイントで減少し、過去最低を更新。

調査開始の1984年は29.8%が「異常なし」だったが、30年間で約23ポイントも減少した。

かつて大きかった地域差も次第に縮小。学会では「異常なし」の減少理由として、

検査項目の増加の他、①専門学会による判定基準ガイドラインの採用、②受信者の高齢化、

③社会環境の悪化、④食習慣の欧米化と身体運動量の低下 の4点を挙げている。

 

①はたとえば肥満の判定に腹囲を採用しているほか、血圧・脂質・血糖も従来基準値より

厳しくなっている。②では、受信者の平均年齢が40代から50代に移行。60歳以上が

年々増加する一方で、40歳未満は近年減少傾向にあり、受信者の高齢化が進行している。

 

地域・性別にみると、「異常なし」のワーストは近畿の男性で2.7%。

九州・沖縄の男性が3.2%、近畿の女性が4.4%と続く。「異常なし」が最も多かったのは

北海道の女性で19.2%だった。

 

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