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便秘のタイプを知って治す②

2016.03.01 更新

便秘イラスト

 

■え?これも便秘?慢性便秘の定義

 

診察を受ける際、医師が診るポイントは患者さんの慢性便秘が

「排便回数の減少」と「排便困難症」のどちらにあたるのかということです。

 

一般的に私たちが慢性便秘と考えるのは「排便回数の減少」だと思いますが、

「排便困難症」に苦しむ高齢の方もとても多いといいます。

 

排便困難症とは、回数は関係なく、便が硬くて力まないと出ないなど

排便が困難な状態を指します。

「多くの患者さんは、お通じが2~3日に1回でもあまり困ることはないですが、

いざトイレに行く時に便が出しにくいというのは非常に苦痛です。

この排便困難症は60代以上の方に多いですね」

 

 

■便秘の原因が大腸がんであることも

 

さらに、便秘の背後には大腸がんが隠れている可能性があるので注意が必要です。

50歳をすぎて、今まで便秘ではなかったのにここ1年で便秘になったという方は

検査をした方がいいでしょう。

「我々の病院でも便秘の症状で来院された患者さんに、進行型の大腸がんが

発見されたことがあります。肝臓に転移していたケースもありました。

大腸がんの患者さんはよほど進行しないと便秘以外に症状がありません。

一度は医療機関にいって、内視鏡検査をなされるのがいいと思います」

 

命に関わる便秘もあるということを覚えておきましょう。

 

 

■依存性の強い市販の便秘薬は危険!

 

市販の便秘薬を使っているという方もいるかもしれませんが、注意点があります。

「市販薬には非常に習慣性が高く、依存性が強い薬もあります。

その薬がないと腸が動かず、排便できなくなる罠にはまってしまう方がいます」

 

便秘薬は適切な使い方が重要です。

そのためにも医療機関を受診した方がいいといえます。

 

※健康生活マガジン「健康サラダ」2016年冬号より

 

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