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便秘のタイプを知って治す④

2016.03.03 更新

便秘イラスト

 

■効果も高いが依存性も強い刺激性下剤

 

生活習慣の改善とともに、便秘薬も活用していきますが、

医療機関で処方される便秘薬には様々な種類があります。

代表的なのは「センノサイド」というセンナ系の刺激性下剤です。

非常に強力な薬であり、効果があります。ただし、便利な薬である反面、問題もあります。

 

「刺激性下剤は毎日使っているとだんだん薬剤の効果が弱くなり、使う量が増えてきます。

薬の刺激がないと全く動かなくなってしまうという状況から、依存性が強くなり、

この薬なしではやっていけないということになります」

 

先に挙げた市販薬の依存性の原因はこの「刺激性下剤」が含まれることにあります。

漫然とではなく、状況に応じて医師と相談の上、服用しましょう。

「旅行中に便秘になったとか、2~3日お通じが出ないというときに使うといいでしょう。

毎日ではなく、頓服で使うというのが正しい使い方です」

 

■市販薬にも多いがリスクも高い緩下剤

 

また「酸化マグネシウム」という緩下剤は、便を軟らかくする働きがあり、

排便を促進してくれます。

市販薬にも含まれており、一般的な便秘薬です。

 

しかし、服用量が多いと、血中のマグネシウム量が高くなる

「高マグネシウム血症」におちいるかもしれません。

 

「マグネシウム量が増えてくると、ふらつくなどの症状にとどまらず、

不整脈で命をおとすことがあります。

たかが便秘薬ですが注意して用法用量を守らなくてはいけません」

 

酸化マグネシウムを含む便秘薬を服用している方は、

血中のマグネシウム値が正常かどうかを検査することも重要です。

 

「マグネシウムは腎臓からお小水として出ますが、中高年になると糖尿病などで

腎臓が悪い方が増え、血中マグネシウム量が問題になります。

緩下剤は、副作用を考えて服用しなくてはいけません」

いずれの薬も医師の指導のもと服用していくことが重要であることがお分かり頂けると思います。

 

※健康生活マガジン「健康サラダ」2016年冬号より

 

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